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装飾的輸入生地・雑貨の店

シェイプ・オブ・ウォーター

若干ネタバレあるかも。知りたくない人はここまで。
この映画のストーリーが好きな人は小説も読むのがおすすめ。

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先に観た映画が、色んなメッセージや監督の言いたいことが人物像やセリフや映像に表現されていてドラマもSFもホラーもアクションもミュージカルまでジャンル要素も様々な展開で表現されていてもう本当に素晴らしくて、でも映画に合わせて圧縮されたように感じるところやラストに引っ掛かる部分があったから、この分厚い文庫本見つけたとき嬉しかった。599ページ読了。。予想通り、シェイプ・オブ・ウォーター完全版だった。映画でちょっと足りなく感じていた小さな隙き間をもう十分すぎるほど埋めていってくれてさらに小説では描かれる人物が増え物語が広がり、映画とは異なる展開があったり、ラストの引っ掛かってた部分もすんなり解決した。ああ。そうか!!!って。物語の中で今の時代の問題点を浮かび上がらせ、少数派の人たちに愛を持ってやさしく寄り添ってくれていて、映画で見たクリーチャーは美しくてかっこよく私の中でモンスターとして認識しなかったからついつい「おとぎ話」であることを忘れてしまってたな。超悪ストリックランドは小説では物語の主軸のひとつとして本当のモンスターとして丁寧に描かれていた。モンスターは人間の方で、それはどのような人間か教えてくれる。わたしは映画を観たときからジャイルズの声とキャラクターがすごくステキで大好きになって感情移入していた(朝のコーヒーを紅茶に変えようかな)けど、小説では私と同じジャイルズに自分を重ね感情移入する女性が登場。映画ではどんな人物なのかほとんど描かれなかったレイニー。日本上映でぼかしの入った映画のあのシーン、ストリックランド酷いな最低って思っただけだったけど、小説の2章30節〜31節〜32節までを流れで読んでみて。心が通じ合ってること確信した完璧な幸福感に包まれたイライザとの対比でレイニーが悲惨。ものすごく残酷でゾッとした。でも大丈夫、そのあとのレイニーは強くて最高。イライザもジャイルズもゼルダもホフステトラーもレイニーもフィッシュマンもみんな素敵みんな大好き。何よりこんなに素晴らしい作品を小説と映画で表現してくれたギレルモデルトロ大好き。

で、小説読み終えて映画を再びみる。一回目は見えてなかったところまで見落とさず観れそう。面白い映画は2回見るとさらに好きになる。

 

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